こんにちは!
2か月早産で生まれた長男(8)と繊細な次男(5)を育てている発達科学コミュニケーション トレーナーの大島です!!
昨日の帰り、次男が買い物の袋を持ってくれました!
これまでは「持ってね」と言えば動いてくれる子でしたが、最近は違います。
「これ持とうか?」と、自分から声をかけてくれるようになったのです。
今日は、親切な子になる声かけについてお話しします!
BEFORE:言われればやる
もちろん、それだけでも立派。
でも、「言われてやる」状態では、まだ“指示待ち”のまま。
なんか社会人向けの話になってきそうですが、子どもでも大事な事。
『面白い事がない!』ではなくて、『面白い事を探しに行く!』
そういうマインドにもつながってきます。
AFTER:自分から「やろうか?」
ここに大きな成長のサインがあります。
自分から動ける=「貢献したい」という気持ちが芽生えてきたのです!!
なぜ自分から動けるようになったのか?
人には、生まれながらに「誰かの役に立ちたい」という欲求があります。
でもそれは、自然に育つわけではありません。
実は「役に立てた!」という経験が積み重なることで育っていきます。
「できてよかった」「喜んでもらえた」――この実感が、次の「やろうか?」につながるのです。
だからこそ、親がしてあげられる大事なことは、結果ではなく「気持ちや行動」に光を当てること。
ありがとうを“こまめに伝える”
「ありがとう、持ってくれて助かった」
「お兄ちゃんがいてくれてうれしいな」
そう言葉にして伝えることで、子どもは「自分の存在が役立った」と実感できます。
ここで大事なのは お母さんの“観察力”。
探そうと思えば、実は毎日の中に「ありがとうポイント」がたくさん隠れています。
例えば…
・「ご飯だよ!」にすぐ返事してくれたとき
→ 「すぐ返事してくれてありがとう!お母さんうれしいな」
・おもちゃを片づけ始めたとき
→ 「自分からやろうと思ったんだね!助かるよ」
・ドアを閉めてくれたとき
→ 「静かに閉めてくれてありがとう。赤ちゃんが起きちゃうとかわいそうだもんね!」
出来て当たり前レベルの事でも、感謝の意を示す。
言われた子は「またやろう」と思える!!
むしろ、この“ささいなことへのありがとう”が積み重なって、自分から動ける力を育てるのです。
私は、次男が「これも持とうか?」と笑顔で言ってくれたとき、「この子の中に“役に立ててうれしい!”がしっかり根づいたな」と感じました。
もっとお手伝いしてほしい、自分から動いてほしいと思う人は、
まず「ありがとう」をこまめに伝えることから始めてみてくださいね。